エジプトで2回目の出産
第二子出産のため、エジプトで2回目の出産をすることになります。
前回の経験があるので、今回もエジプトで出産することに決めました。
初めての出産については以下の記事をご覧ください。
当初は前回の産院であるダハブの公立病院に私の予定日頃ドクターが勤務していないという事で、
隣の街シャルムの病院に行く予定でした。
(ダハブの公立病院から救急車を利用できるという話だった)
なのでシャルムの病院まで約1時間かかるけど、
前回よりはいい環境で産めるかな〜なんて思っていました。
ダハブの公立病院はこの通り、汚い&設備が何にもございません!
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出産当日
陣痛からの始まり
朝からチクチク、キューとする痛みがあり、
夕方になりどんどん痛くなるが、陣痛なのかよく分からず。
夫に連絡し、娘も一緒にまずはダハブの公立病院へ行くことに。
事前に今は専門のドクターはいないと聞いていたのに、いると言われる。
どういうことですか〜。
痛みに耐えつつしばらく待たされるが、ベッドが狭いし暑い!
ドクターやっときて子宮口の開き具合を診てもらったところ、8cm。
今日生まれるね、ということで2階に移動し、しばらくして分娩室へ。
前回は無かった不織布の使い捨て着を渡されるが、
痛みに耐え掴まるものもなく、立ったままで着替え…つらい。
息子誕生
今回は女性ドクターで、ナースの子達もですが
服はよくある医療用の服を着用してますが、医療用の帽子ではなくヒジャブ姿でした。
そして今回もドクターが手を突っ込む!めっちゃ痛い。
もういきんでいいという事で5,6回くらいいきんだ所、生まれました!
今回も分娩室に入って30分以内の安産でした。
また赤子と面会なく外に出されて(笑)
病室で横になっている所、夫に男の子だと性別を聞かされ、
息子も娘同様イスラム教の誕生の儀式をされてました。(今回は夫の友人)
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その間私は燃え尽きており、ただ横たわるのみ…
出産後1時間もせず退院
娘の時もそうだったんですけど、
普通、新生児って専用の可動式のベッドに乗せますよね?
それ無いんです。
ポンと私の横に置かれる赤子。抱っこする気力のない母(笑)
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定期的にお腹を押され悪露が落ち着いてきた辺りで帰宅OKとなりました。
費用
費用は今回夜食などの差し入れは買わなかったので、
前回よりも安く謝礼金のみで約7000円くらいでした。
意外な事実発覚
家に帰って一息ついていた時、息子の体に以下の先天異常があることに気づきました。
- 副耳 (ふくじ)
- 多指症
副耳 (ふくじ)は耳の前にある小さなイボで生まれつき見られるものです。
日本では軟骨を含まない場合、生後すぐ糸で根本をしばり壊死させて除去するようです。
多指症は息子の場合片足の小指が2本くっついているような形でした。(指が6本のような)
手術をする場合は1歳以降とのこと。
待って、何にも言われてないんですけどー!?
どちらも珍しいものではないようですが、焦りました。
ちゃんと診てないのか?それとも病院ではノータッチ??
息子はもうじき2歳になりますが、幸いどちらもぱっと見分からない、
また歩行に影響があるほどではないので、そのままです。
いずれに日本で診察・手術してもらおうと思ってます。
感想
結局同じ病院で2回目で、安産ではあったんですが帰宅後にびっくりさせられました。
やっぱりエジプト、一筋縄ではいかないです。
最初の出産 娘篇はこちら
結局今回もダハブの公立病院で産むこととなりました。