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エジプトハーフの「割礼」

以下の記事でお伝えしましたように、
信仰心のない日本人と、イスラム教徒エジプト人夫婦の私たちは宗教観が異なります。
そして次に問題となってくるのが「割礼」です。

割礼問題の対象は日本とエジプトのハーフ(ミックス)である息子です。
今回も難しいテーマの為、あくまでも一つのケース・意見としてお読みください!

イスラム教にとっての割礼とは

男子の割礼

性器先端の包皮の一部を切除します。簡単に言ってしまえば包茎手術です。
ユダヤ教の教典「旧約聖書」に神との契約の印として割礼の記述があることから
イスラム教でも割礼は信仰の一環として重要な意味を持ちます。

イスラム教でも旧約聖書を教典としていて、同じ神様を信じています。

割礼を行う時期はイスラムでは具体的にいつとは決まっていない様ですが、
子供のうちに行います。(年齢が上がってくると自然と皮が徐々にむけてしまう)

女子の割礼

女子の割礼は性器の一部を切除するなどの行為で、
国際社会からの多くの批判があります。(現代では男子の割礼にも反対派がいる)

これはイスラム教に全く関係がなく、アフリカの一部の風習です。
エジプトでは女子の割礼は法律で禁止されていますが、
特に田舎では今でも秘密裏に違法に行われると言います。

日本人妻の私の意見

割礼について、宗教的観念以外に言えば、
清潔を保つ・感染症などの病気になりにくい(医学的な理由に乏しいとも言われる)
というメリットがありますが、
常に皮がかぶっている状態(真性包茎)でなければ、
現代で清潔を保てない状況の方が少ないと思います。
健康であれば必要性を感じないのが私の意見です。

また子供たちの宗教についての上記記事で私の意見にあるように、
子供自身で選択できるのが一番だと思います。
信仰の自由も教えたいと思っている私なので、
今、親の判断で行う事は反対です。

夫が7歳ごろ行なったのであれば、
まだ様子見でいいのではないかなと思います。

余談ですが、エジプトでは女児の場合生まれてすぐピアスをつけるのが一般的です。
これについても子供の意思を尊重したいので、娘にピアスは開けていません。(夫同意済み)
親や兄弟、友人…と私の周りでピアス穴を開けていますが、
私は無く、ピアスを付けたいと思ったことすらないです。
こんな価値観の人間もいるので、この件もいずれ娘が自分で決めて欲しいです。

そして息子のは現時点(1歳)で包皮が下がるので、
癒着していて包茎の心配がある状態ではないです。

私は女性のため未知な部分がありますが、子どもの時期の包茎は当たり前で、
思春期頃までに包皮が徐々に剥けていくのが自然のため、多くは成長と共に解決する様です。
参考リンク:こどもの包茎 – 東京女子医科大学

日本で宗教的な割礼や包茎手術は全身麻酔か局所麻酔で行われるので、
もしするのであれば全身麻酔可能な病院であることが私の必須条件です。

エジプト人夫の意見と経験談

夫は7歳くらいに割礼を行なったと言います。
もちろん宗教的理由と、
その痛みと恐怖から物心つかない幼児期にやった方がいい、との理由ですが、
聞くとなんと麻酔なしでそのまま切ったと言うのです!!
しかも行なったのは自宅で、さらに執刀したのは医者じゃない・・・!!!

夫は田舎かつ貧困家庭出身なので、約30年前ならこういうケースも一般的だったんでしょう。
「でも問題ないよ?」とケロッと言いますが、
どんなに設備や技術があっても医療事故は起こり得るんだから、
事故が起きているのを聞かない・知らないだけだと思います。

夫も、もし息子が割礼するとなったら全身麻酔ありで行うことに同意しています

今後の方針

息子の割礼は夫が希望しているため、夫にエジプトで病院探しを依頼しています。

夫が割礼に全身麻酔を使用する病院を探すまで、
そして私がその病院を信頼できるか確認するまで、とりあえず保留です。

夫の性格から、病院を探すのにまぁ〜〜〜時間を要します。
(口で言っててもやらないと言う意味です)
なのでウチでは当分割礼は行わないでしょう。