もくじ
アブシンベル神殿の基本情報
アブシンベル神殿は古代エジプトのファラオ(王)であるラムセス2世によって建設された世界遺産に登録されている巨大な神殿。
1960年代アスワン・ハイ・ダムの建設に伴い神殿群がダムの底に沈んでしまうことから、巨大なブロックに切り分けられ高台に移設されました。
基本情報
アブシンベル神殿への行き方
アブシンベル神殿はアスワンから車で4時間ほどの距離にあります。
アスワンへ
カイロ、ルクソールなどの主要都市から、
- 飛行機
- アスワン空港:アブシンベル神殿まで4時間ほど
- アブシンベル空港:アブシンベル神殿まで車で10分
- 鉄道
- 寝台列車:(例)カイロから1名個室/2名個室:130USD/90USD
オンライン予約はこちら
※外国人は1等以外のクラスは購入不可。 - 普通列車:(例)カイロから36〜72USD (運行列車によって異なる)
※現在公式サイトから予約不可。
- 寝台列車:(例)カイロから1名個室/2名個室:130USD/90USD
- バス(または乗合バス)
アスワン市内からアブシンベル神殿へ
アスワン市内からは現地ツアーや、バスなどを利用して神殿へ向かうことができます。
- 現地ツアーまたは送迎サービス オススメ
現地のホテルまたはツアーオフィスなどで申し込む。 - バス
80〜130EGP前後(窓口の人に左右される様)
アスワン市内のバスステーションから毎朝8時に1本、復路も午後1時の1本のみ。
最安ですが、到着後も神殿まで徒歩30分の距離で日帰りの場合観光時間が限られるのがネック。(トゥクトゥクなどが利用可能な様です)
現地オプショナルツアーを探す
ナイル川クルーズで船からアブシンベル神殿を望む事もできます
アブシンベル神殿の見どころ
アブシンベル大神殿
- ラムセス2世の彫像
神殿の正面には、四体の巨大なラムセス2世の彫像が立っています。彫像は非常に迫力があり、圧倒されること間違いありません。
- 綿密に計算された設計
ラムセス2世の誕生日と即位記念日であると言われる2月22日と10月22日の年に2回だけ、太陽の光が神殿の入り口から60メートルも中にある特定の部屋に巧みに入り込み、冥界神であるプタハを除いた「ラムセス2世」「アメン・ラー」「ラー・ホルアクティ」を照らすように設計されたと考えられています。
超レアな現象なため、2月22日と10月22日は入場料は900 EGPと通常より高くなり、それはそれは混雑しますのでご注意を。
移設の後にも再現されるよう考慮されたそう
アブシンベル小神殿
ラムセス2世の王妃ネフェルタリを祀った小神殿。小神殿と言っても大神殿に対して小規模なだけで、約29mの高さと約18mの幅があります。
アブシンベル神殿観光のポイント
アブシンベル神殿を訪れる際には、
- 日中の炎天下に注意
スーダンの国境からも近い位置にあるアブシンベル神殿は日中は非常に強い日差しや高温にさらされます。十分な水分補給や日焼け止めの使用、遮光帽やサングラスの着用など、暑さ対策をしっかりと行いましょう。
ポチップ
- 神殿内でのカメラ撮影は禁止?
中でデジカメや一眼のカメラでは撮影できないorフラッシュを焚かなければ問題ないとか、時期によって言われることが変わる様ですが、スマホでの写真撮影はいずれもOK。
アブシンベル神殿のライトアップを見るには
アブシンベル神殿では夜に音と光のショーが行われますが、アスワン市内から日帰りでは見ることが出来ないため、アブシンベル神殿周辺に宿泊が必要になります。
公式サイトからオンラインチケットが購入可能で、開始時間の確認ができます。
アブシンベル神殿周辺の宿泊先を探す
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アブシンベルの引っ越しがきっかけで世界の文化遺産や自然遺産を守ろうという動きが始まり世界遺産条約ができたそう