エジプトの歴史や遺跡などにあまり興味のない私ですが、エジプトでずっと前から行ってみたいところがあります。
そこは「シーワ・オアシス」と言ってすごく綺麗な色の塩湖があります。
もくじ
シーワ・オアシスとは？
地図を見たらよく分かりますが、シーワ(シワ)・オアシスは首都カイロからかなり遠く隣国リビアに近いところにあります。
水が豊富に湧き出ていて、ナツメヤシやオリーブなどの農業が盛んな砂漠のオアシスです。
現在では外国人・エジプト人にも人気の観光地ですが、
先住民はベルベル人と言ってアラビア語とは違う言語を話す人達が住んでいるそうです。
シーワ・オアシスへの行き方
残念ながら気軽に行ける距離ではないシーワ・オアシス。
カイロからの行き方は主に２つ。
- 車 (レンタカー、現地ツアーを利用)
- バス
・カイロからシーワへ直行 (トルゴマン バスステーションからWest & Middle Deltaが運行)
・カイロからアレキサンドリアを経由してシーワ
直行バスでも約11時間かかる様なので、ハードな場合アレキサンドリアへの滞在もオススメ。
シーワ・オアシスの宿泊施設
塩湖が注目され観光業が盛んになっているので、ホテルはもちろん環境に配慮した施設とサービスを提供するエコロッジなど次々に誕生している様です。
エメラルド色の塩湖
本当に綺麗な色！まさに砂漠のど真ん中のオアシスの様です。
シーワの町から車で30分～1時間の所にあり、塩分濃度はあの死海よりも高い様でプカプカ浮く事ができます。
シーワのその他の見どころ
クレオパトラの泉
エジプト伝説の美女クレオパトラが入浴したと伝えられる鉱泉。
鉱泉というのは地下から湧水が出ており、簡単に言えばぬるい温泉。
塩湖を訪れた後にこのクレオパトラの泉に入るのが体の塩を落とすのに丁度良く、周りにはカフェがあるためゆったり過ごす事も可能。
シャリ要塞
シワの中心部にそびえ立つ13世紀にベルベル人が造った要塞。
遊牧民の侵略から住民を守ってきた要塞は、泥や塩、石を混ぜた天然の素材で出来ており断熱材として灼熱の気候からも守る働きをする一方、天然素材のため降雨のたびに風化が進んでいるそう。
頂上から町を見下ろすと圧巻の景色。
オラクル神殿
古代エジプトの最高神アメンを祀る神殿。
水が豊富な土地なので神殿の周りにはヤシの木が生い茂っています。
グレート・サンド・シー
西部エジプトの間のサハラにあるグレート・サンド・シー。
非常に滑らかな砂質の巨大な砂丘がたくさんあり、サファリツアーや四輪バギーツアーで砂漠の風景を観賞できます。
キャンピングツアーやサンドボードも体験できます。
ファトナス島からのサンセット
「ファンタジー島」とも言われる美しいサンセットを眺めるのにぴったりの場所。
終わりに
塩湖以外にも見所のあるシーワ・オアシス。
個人的には死海(イスラエル側)に行った事があるんですが、着いた時にはすでに陽が落ちかけていて、暗闇の中足や手に擦り傷を負いながら(尖った岩や岩塩がある)必死で浮いた経験から、
もう一度、せめて優雅にゆったり(笑)浮いてみたいな〜と思っています。
見た感じ死海よりも色が綺麗でとっても不思議な景色なので、いつか行ってみたいです。
海外旅行傷害保険が自動付帯の
「エポスカード」は
入会金・年会費永年無料！
言わずもがなツアーよりバス移動の方が安く済みますが、なんせ遠いので余裕があれば現地のツアーを利用するのも良いかもしれません。