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ラマダン中のエジプト旅行はオススメしない理由

  • イスラム教に興味がある!
  • 断食を現地で体験してみたい!
  • ラマダン中の雰囲気を体験したい!

という様な理由がない限り、あえてラマダン時期を選んでエジプトをはじめとするイスラム圏を旅行する必要は無い!と言いたい。

この記事は2015年からのエジプト在住者が書いています。

ラマダン期間中は外食がしづらい

日が出ている間、イスラム教徒は飲食が出来ません。

ただしイスラム教徒以外にラマダンの義務はないので、人目を避けてこそっと飲んだり、避けられない場合は周りに一声断って食べたりするなら問題はないので、最低限の配慮は行いましょう。

ラマダン期間は店の営業時間が短縮する

ラマダン期間中は基本的にほとんどの営業時間が短縮され、通常とは異なります。

道端にあるスーパーやレストランはもちろん、
旅行者が多く訪れる遺跡や博物館でも、オープン時間が変更になったり短縮するので必ず確認が必要です。

空腹と禁煙でエジプト人がイラつく

日の出から日没までの間、ラマダンで禁止されるのは飲食だけではありません。

  • 喫煙
  • 性行為
  • 喧嘩

など。

エジプトはめちゃくちゃタバコ大国なので、タバコを吸えないストレスはかなりある様に見えます。
カイロの渋滞は慢性的でクラクションの大合唱はいつものことですが、ラマダン中の帰宅ラッシュ時にはさらに凄くなるとか。

エジプト人がさらに怠惰になる

普段でも物事がスムーズに進まないのに、さらに遅れる。

前述の通り飲食できない事に加え、タバコも吸えないので、家に引きこもりがちな人々。
普段通り仕事をすべきなのですが、特に自営の人は日中寝て夜仕事するという昼夜逆転生活となるので、いつも通りの生活リズムだと、こういう人たちとのすれ違いが起きる。

ラマダン終了後の連休は大混雑

ラマダンが終わった後にはお祭り「イード・アル・フィトル」があり、エジプトでは3日間祝日となります。

2024年の場合、予定では2024年は4月9日(火)〜11日(木)ですが、直前に政府によって決められるので日にちがズレる可能性も有り。
大抵そこから週末(金土)と合わさって大型連休となります。

ラマダン月はイスラム暦に準拠するため”毎年”変動しますのでご注意を。

例えばこの連休期間に国内移動するとなるとバスなどの予約が取れなかったり予定が大幅に崩れる可能性あります。

日本で例えるなら年末年始の様な雰囲気で経済活動が活発になります。

ラマダン期間中はテロが多くなる傾向あり

過剰に警戒しすぎる必要はありませんが、事実としてラマダン期間中はイスラム過激派によるテロの脅威が高まる傾向があります。
外務省をはじめ最新情報に注意を払ってください。

テロが多くなる主な理由

過激派組織はラマダンの特性(喜捨という施しが普段より推奨される)を利用して寄付が最も多く集まる時期に活動をアピールする好機と捉えたり、
ラマダン中(特に夜間)とラマダン後の連休は人々が一堂に集まることが多いため、攻撃が多くの人々に影響を与える可能性があり、メディアの注目と影響を最大化するためにこの時期を選ぶことがあります。

エジプト旅行であえてラマダンを楽しむポイントは日没後

ラマダンの飾りがある以外に日中に楽しめるラマダン要素は無い!です。
最近のエジプトの景気では厳しいかも知れませんが、ラマダンの期間は飲み物や食べ物を無料で配る習慣があります。
またもし日没後の食事(イフタール)にお呼ばれする事があれば遠慮せずにご馳走になりましょう。

善意でめっちゃ食べさせようとするので、根気良く断ってください!

現地で断食の体験や、実際の雰囲気を体験してみたい!という方は問題ないと思いますが、
そうではない方にはあえてラマダン時期を選択する理由は無いかなと思います。