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言葉が遅いハーフの子、日本で発達検査を受ける

日本とエジプトのハーフである第一子の娘の言葉が遅いことに悩んできましたが、海外在住かつド田舎住み&コロナ発生のため検査を受ける機会なく5歳になりました。
今では5歳と年を重ねた事もあり以前より大分「会話」は出来る様になって来てはいますが、行動力もアップしたため「多動」が気になるようになりました。
約3年ぶりに日本に行くことが出来たので、この機会に初めて発達検査を受けてみました。

2017年 生まれ
言葉の遅れがあり実年齢より1〜2歳幼い雰囲気

5歳の娘の今までと現在

検査当時は5歳1ヶ月。
5歳の現在では誰とでもコミュニケーションは取れるほど会話は出来るようになりましたが、まだまだ言ってることが不明瞭な時がある事、読み書きもまだ出来ないので5歳にしては幼いです。
ひとまず時間をかければ言葉の心配は無いかなと思えるようになったのが4歳半くらいからなので、それまでは結構不安でした。

言葉が遅かった娘の幼児期に見られた行動
  • クレーン現象があった
  • 逆さバイバイをしていた
  • おうむ返しをしない(真似しない)
  • 名前を呼んでも反応しない時があった

詳しい発語記録は以下の記事をご参照ください。

また2〜3歳当時は全くと言って良いほどアラビア語を話さない&理解しているかも不明だったので現地の検査機関を受診しようとも思いませんでした。

アイ

そうこうしている内に段々言葉の不安も軽減してきましたが、今度は多動が気になる様に。

最近の困り事や気になる事
  1. じっとしていられない
  2. 色塗りや絵を描こうとせず嫌がる
  3. 1年以上脱走問題が続いている

1. じっとしていられない

集中力がなく幼稚園でも椅子に座っていられない。集団行動が苦手な様です。

2. 色塗りや絵を描こうとせず嫌がる

手先が不器用なのかすぐ止めてしまいます。または「ママやって〜」
以前は顔を描いたりしていたのが赤ちゃんのような殴り書きに逆戻り。

3. 1年以上脱走問題が続いている

家、幼稚園、他人の家、どこからでも1人で勝手に出て行ってしまう。
様子を見るに、何か思い通りにならない時や居心地の悪い状況(怒られた時など)で家出の様な形で出ていく場合と、外に行きたい、外に興味の対象がある場合、怒られると分かっていて遊びで出ていく場合と理由は様々です。
数ヶ月間何事もなく落ち着いたかな?と思った矢先、また脱走再発することがくり返し続いています。

検査方法

検査方法 … 新版K式発達検査
実施機関 市の子育て支援センター
費  用 … 無料

一時帰国中は私の両親の家に滞在していたのですが、私と娘がその市の住民ではない(海外転出届を出している)場合でも娘の祖父母が住んでいると言うことで対象&無料で検査可能でした。

新版K式発達検査では「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」の3つの領域から評価され、積み木など日常的な材料が使われるようです。
その検査結果で発達指数(DQ)が出て、標準的な発達であれば数値が100になるそう。
親には今までの発育の様子を聞かれたり質問票がありました。

アイ

私の利用した機関では別室で行われ、検査内容は見れませんでした。

そして結果は………………
実年齢5歳1ヶ月で、実際の発達年齢は3歳半でした!

全領域で3歳代だったので凸凹発達ではなく全体が遅れています。
娘はこの検査中も途中で部屋を出て行ってしまい、やっぱり〜!と言う感想です。

ただこの発達検査は「これで発達障害です!」と確定させるものではなく、子の発達状態や性質面においての得意不得意を調べることでより良い支援を行いやすくするためもので、診断名を付けるには医療機関を訪れる必要があります。

数値(DQ)は70〜75くらいで(正確な数字は失念)療育手帳が発行可能なB2という一番軽度の区分に該当する発達レベルでした。
地域によって療育手帳発行基準に違いがある様ですが、もし日本にしばらく滞在し療育手帳の取得申請をしたい場合は同じように娘の祖父母が住んでいると言うことで可能だと言われました。

アイ

検査結果持ち帰り不可の場合はメモのみ許可されていることが多いそうです。

心理士さんの見解

検査してくれた心理士さんによると、検査中に部屋から出て行ったのは止める事もできたけど、行動を見るために泳がせてみたとの事。
戻っておいで〜と言われると笑顔で帰って来たので、今回の場合嫌々で脱走した訳ではなく試すような行動だったようです。
そして例えばじっと座っていなきゃいけない場面であると理解するためには人一倍経験が必要な子だそうですが、心理士さん曰く「乗せやすいタイプ」だそうで(笑) 確かにこれは言われてみればそうだな〜と思って検査を受けた後に「お願い〇〇して〜プリンセス〜」などと言うとコロっと機嫌が良くなったので自分では気づかなかった視点でした。

アイ

褒めておだてて伸びるタイプ?

支援センター側が想像していたよりも娘は日本語を話せたと言うのもあり日本にもう少し長く滞在するなら療育施設に通うのが一番良いとアドバイスはされましたが、現時点で難しかったので家庭でできることは「ルール決め」を行なう事、例えばスーパーに入る前に走り回らないなどの約束を伝え、それが守れたらご褒美にお菓子なりをあげて褒めてあげるのを繰り返すなどでした。
とにかく約束が守れたら、出来たら褒める!と言うことを強く言われました。

<事件> 出国前日に家から脱走!

さぁ明日は日本を出国だ!と言うときに夜の7時ごろ家から突如いなくなった娘!!
リビングから別の部屋へ何か取りに行ったのかな?と思っていた1〜2分の間に2つの鍵を開け、音を立てない様に出て行った模様。
エレベーターを使って外に行ったのか、まだマンションの中にいるのか分からないまま周辺を探し、私は更に行動範囲である公園を複数見て回りました。
マンション前には駅もあるし捜索範囲が広すぎるので、その間に私の母が警察に連絡しました。

アイ

パトカーや白バイを何度も目にしましたが娘の捜索で出動してくれたのだと思います…ありがたい。

約1時間後に警察から見つかったと連絡があり、なぜか見知らぬ猫のぬいぐるみを抱いている娘と再会。
どうやら自分で近くの公園まで歩いて行き、なぜか付近の会社に侵入しそこの社員さんが迷子かと思い、娘がこっちから来たという方向へ歩いている所を警察の方が発見したと言う事でした。
このたまたま入って行った会社が学校教材や教育玩具を作っている所で、当時子供向け教室が開かれておりそこに紛れていた様で、保護されてる間に猫のぬいぐるみを頂いて帰って来たそうです。

アイ

ご親切に保護して頂き感謝のお礼をお伝えしました。

娘曰く、クマのぬいぐるみ(家から持っていった)とお外に行きたかったとの事。夕飯時に日焼け止めがなんたら〜と言っていて家族は「?」だったんですけどその時から外出を決意しチャンスをうかがっていた様です。

「あ〜楽しかった〜」

アイ

・・・・・。

帰国から約2ヶ月後の現在の様子

さて現在以下の困り事・気になる事は改善したのでしょうか?

最近の困り事や気になる事
  1. じっとしていられない
  2. 色塗りや絵を描こうとせず嫌がる
  3. 1年以上脱走問題が続いている
  1. じっとしていられない
    新学期がまだ始まっていないため、集団生活の中で改善が見られているかまだ不明。多分そんな改善してない(笑)
  2. 色塗りや絵を描こうとせず嫌がる
    大改善!日本で私の弟とiPadでお絵描きしたのが楽しかったらしく、紙ではなくiPadでお絵描きさせてみるとみるみる上達しました。最近は文字らしきものを書き出しています。
  1. 1年以上脱走問題が続いている
    あれから一度も脱走はしていないけど、まだ様子見。以前から何百回と言ってきているんだが、ほぼ毎日「1人で出て行ったらダメだよ」という声かけをしている。

終わりに

最終日にやってくれました…(げっそり)
検査について、もし2・3歳頃検査を受けていたら今よりも悪い結果だと思うし成長もまだまだ感じられない頃だったのでショックだったかもしれませんが、
5歳である程度発達に成長が見られてから受けてみた感想は、やっぱり発達が遅めだったんだなと分かってとってもスッキリです。
検査対象である私たち親子は市民ですらないのに、子育て支援センターはとても親切でした。
また大阪府警の方々、娘を保護してくださった会社の方々、感謝感謝です。